日本におけるロシア文化フェスティバルは、2006年1月10日にスタートしました。これは、2003年1月にプーチン大統領と小泉首相による日ロ首脳会談によって締結された「日露行動計画」に基づき、「ロシアにおける日本文化フェスティバル」(2003年)の返礼として開催されたもので、日露国交回復50周年を記念したものでもありました。
120万人が参加した2006フェスティバルを一層発展させるために、両国フェスティバル組織委員会は、ロシア連邦ロシア文化映画庁の尽力のもとに2007年から毎年、日本においてロシア文化フェスティバルを実施する協定に調印しました。2007フェスティバルは7〜11月という限定された期間でしたが約100万人が参加し、この2年間で参加者220万人、38都道府県(全国47都道府県の81%)291市区町村で開催され、82本のプログラムに1305人のロシア芸術家・専門家が来日・出演したことになります。ジャンルは音楽コンサートを軸にオペラ、バレエ、舞踊、美術展、演劇、ロシア語イベント、史料展、慰霊文化祭、講演会、写真展、マスタークラス、工芸展、サーカス、映画祭とすべての分野におよんでいることが特徴です。
2008年は、7月19日のボリショイサーカスで公式開幕しますが、6月にシューキン演劇大学劇団公演、モスクワ市近代美術館展が行われ、続いてトルストイ生誕180周年記念ロシア映画フェスティバル、民族舞踊団「アラン」、ボリショイバレエとワガノワバレエアカデミーの公演、ロックバンド「オフ・ロード」ライブ、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、才能ある10代の芸術家のライブなど30本の多彩なプログラムで構成されています。
ロシア文化・芸術の感動を皆様とともに共有し、豊かな心のゆとりのときを過ごせたらと存じます。
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ロシア文化フェスティバル2008IN JAPANロシア組織委員会
ロシア文化フェスティバル2008IN JAPAN日本組織委員会
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