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■2019年10月8日■

第16回チャイコフスキー国際コンクール優勝(入賞)者ガラ・コンサート
ドガージン(ヴァイオリン)ヴァレンシア(チェロ)シシキン(ピアノ)
躍動感あふれる表現に惜しみない拍手

 4年に一度行われるチャイコフスキー国際音楽コンクールは、歴史的にたくさんのスターを輩出していますが、ことしは第16回を迎え数々の素晴らしい若き才能を見出しました。日本に迎えた優勝者・入賞者は、飯森範親指揮、東京交響楽団と共演しました。
 ピアノ部門の出演者は、ロシアのドミトリー・シシキン(コンクール2位)で、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番変ロ短調作品23」を緻密なテクニックと素敵な音で演奏しました。チェロ部門の出演者は、コロンビアのサンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア(コンクール2位)で、チャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲イ長調作品33」を力強く多彩な音色で感銘を与えました。ヴァイオリン部門の出演者は、ロシアのセルゲイ・ドガージン(コンクール第1位)で、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」を堅実で力強い安定感のある演奏で感動をよびおこしました。
 コンサートは10月7日岩手県民会館大ホール、8日東京芸術劇場コンサートホール、9日つくば・ノバホール、10日愛知県芸術劇場コンサートホール、12日ザ・シンフォニーホール、13日山形テルサホールで行われ好評を博しました。(撮影=丸山英樹)
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■2019年9月20日■

世界を繋ぐ音楽を、日本から世界へ!ソプラノ中村初恵が発信!
マリインスキーの仲間、カルロス、ミハイル、エカテリーナ出演
情熱的で哀愁に満ちたステージに感動の拍手

 「ロシアより愛の調べ、愛の詩2019秋」コンサートツアーは、マリインスキー劇場の専属ソリスト・テノールのカルロス・ドノフリオ、バリトンのミハイル・ガヴリーロフはミハイロフスキー劇場ソリスト、ピアノはゲルギエフの信頼厚いエカテリーナ・ヴェンチコヴァの3人をサンクトペテルブルグから招聘し、愛の詩を紡ぐソプラノの中村初恵がコーデネートする舞台です。
 ツアーは9月20日武蔵野市民文化会館、22日松本市内ホール、24日名古屋・宗次ホール、26日五反田文化センター、27日マスタークラス、28・29日京都・ワインバーXLV、30日守山市民ホール、10月2日銀座ライオン音楽ビアプラザ、3日マスタークラス、4日鳩山会館で開催され感銘を与えました。
 演奏は、チャイコフスキー歌劇「エフゲ二ー・オネーギン」、ムソルグスキー歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」、同歌劇「ソロチンスクの市場」、リムスキー=コルサコフ歌劇「雪娘」、グリンカ歌劇「イワン・スサーニン」、続いて、チャイコフスキー「夜鶯」「ドン・ファンのセレナーデ」「ただ憧れを知る者のみが」、ラフマニノフ「夢」「ここは素晴らしい」、ムソルグスキー「ドンのほとりに花咲く」「蚤の歌」、ポップスから「出発の歌は鳴り響く」「夜鶯」「愛しの君よ」とオペラ、ロシアロマンスを満喫する感動のステージとなりました。4人の絆が醸し出す素敵なハーモニーがコンサートの価値を高めています。(撮影=丸山英樹)
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■2019年9月17日■

テルミン発明100周年記念日露合同コンサートひらく
ナターリア・テルミン(実娘)、ピョートル・テルミン(曾孫)が来日演奏
竹内正美、マトリョーミン・アンサンブル、Japan Theremin Old School出演

 今年は電子楽器テルミンがロシアで発明されて100年の節目の年。旧式のラジオ受信機の応用ともいえるテルミンは、触れずに奏でます。鍵盤や指板といった音の高さの基準が楽器の側になく、演奏者の感覚と動作で音階を作ります。音の高さの感覚は鋭敏ですので、上手な人が奏でれば天使の歌声と称され、それなりの人が弾けばお化けの登場を連想させます。今回日本にお招きしたのは、発明者のレフ・テルミン博士の親族の方三世代三名。テルミンで美しい音色、豊かな音楽を求める姿勢に強く共感し合う、日露のテルミン奏者が競演しました。
 前半が日本ステージ、後半がロシアステージの二部構成。日本ステージでは日本におけるテルミン演奏の第一人者竹内正実の元で学ぶ弟子たちによるテルミンの重奏の他、マトリョーシカ型テルミン”マトリョミン”による合奏も。ロシアステージではテルミン博士の実娘のナターリア・テルミンさんと、ひ孫のピョートル・テルミンさんが演奏を披露してくださいました。ダイナミックで繊細な演奏は、電子楽器の表現の可能性を再認識させるもので、テルミンが発明されて100年めの到達点を示す歴史的コンサートでした。
 9月15日神戸市・神戸芸術センター・ショパンホール、9月17日横浜・鶴見区民文化センター・サルビアホール(文=竹内正美、撮影=丸山英樹)
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■2019年8月28日■

イリーナ・ペレンデビュー20周年記念「ロシアの芸術美」バレエガラ夢コンサート
次世代ダンサー育成を目的にした教育交流事業、ゲストに能楽師・大倉正之助

 ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサー、イリーナ・ペレンのデビュー20周年の記念第二弾「ロシアの芸術美」バレエガラ夢コンサートが8月28日東京・国立オリンピック記念青少年センター他で開催されました。
 当時高校生として、参加された皆さんの中には、その後多くの国際コンクールで入賞し、今は海外のバレエ団で活躍されている人もいます。その方々も、里帰りのように、夏休みに、この公演にまた参加しています。この事業は、単なる公演ではなく、このように、日本の舞台で育てて頂いたというイリーナ・ペレンとマラト・シェミウノフが、日本への恩返しとして、日本の青少年と同じ舞台に立つ機会を提供し、指導し、次世代のダンサーを育成することを目的にしている教育交流事業です。
 二人は、ロシアのプライベートスタジオでも3歳児から、バレエの指導をしています。幼いこどもたちへの指導も実績があります。そこで、今年の公演には、5歳児から子役として参加してもらいました。また、中学生・高校生の優秀なダンサーには、大変難しい「白鳥の湖」2幕のコールドバレエで参加して頂き、ぴったりと合った素晴らしい群舞を披露しました。また、この事業の趣旨に賛同してくれたロシアを始め海外で活躍する日本人プロダンサーも多く出演し、3部構成での盛りだくさんのプログラムを彩りました。
 1部:「白鳥の湖」2幕より、2部:「眠れる森の美女」3幕、3部:「ガラ公演」さらに、グランドフィナーレでは、日本人男性プロダンサーの圧倒的な圧巻のジャンプで多いに盛り上がり、サプライズでの2曲目のフィナーレDVDコンサートでは、多くの観客の歓声と拍手が鳴りやまず、「本当に夢のような時間だった」「連れて行った孫は、家に帰ってからも興奮して、ずっとこの公演のことを話していた」といった感想が寄せられました。
 この度のツアーで、イリーナ・ペレンとマラト・シュミウノフは、コンクールの審査員、各地でのワークショップ、在大阪ロシア総領事館での特別公演、更にサンクトペテルブルグ市長の札幌訪問に際しての札幌でのミハイロフスキー劇場特別ガラ公演にも参加しました。企画・プロデユース:K&Associates International、 NPOちきゅう市民クラブ。(撮影=丸山英樹)
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■2019年7月18日■

ロシア文化フェスティバル2019INJAPANオープニング公演&セレモニー挙行
エイフマンバレエ「ロダン~魂を捧げた幻想」公演に感動の渦!
D・ピリチェフスキー、高村正彦、ボリス・エイフマン3氏が舞台で挨拶
正木靖・外務省欧州局長、B・エイフマン、ニ瓶純一各氏がレセプションでスピーチ
サンクトペテルブルグ音楽会館と日本組織委員会が協定に調印

 ロシア文化フェスティバル2019IN JAPANオープニングセレモニーは、7月18日午後6時45分から東京文化会館大ホールで開催され、ドミトリー・ピリチェフスキー駐日ロシア連邦臨時代理大使、高村正彦・ロシア文化フェスティバル日本組織委員長、人民芸術家ボリス・エイフマン芸術監督三氏が挨拶、フェスティバルの開幕にお祝いの言葉をのべました。
 舞台は、オーギュスト・ロダンとカミーユ・クローデルの人生と愛の物語――情熱、苦しみ、芸術上の嫉妬の全部が密接に絡み合った、二人の芸術家の信じがたいほどのドラマチックな恋愛関係の結果である驚きに充ちた物語を、エイフマンは人間の心理を描く演劇の伝統とダンスの表現の可能性を結びつけた創造的芸術作品として提示しました。二人の並外れた彫刻家の創造性と烈しい感情に満ちた人生の舞台を、21年ぶりの来日公演でバレエ団独自の美学と精神の神秘をダンス芸術として表現し、衝撃的感動を観客にあたえました。
 午後9時30分からスタートしたレセプションでは、正木靖・外務省欧州局長が開幕を讃える祝辞をのべ、ボリス・エイフマンは日本におけるロシア文化フェスティバル参加をうれしく思うとのべました。このあと、セルゲイ・ロルドーギンが代表するロシア連邦国家予算文化機関「サンクトペテルブルグ音楽会館」が、毎年、日本におけるロシア文化フェスティバルに参加し、クラシック音楽のソリストを派遣するための協定の調印式がおこなわれました。代表してマリヤ・ハニコ会館副支配人が挨拶しました。
 最後に二瓶純一・ジャパンアーツ社長が乾杯の音頭をおこない、フェスティバルと日露文化交流の発展を誓いあいました。(撮影=丸山英樹)

<オープニングにおける高村正彦=日本組織委員長の挨拶>
 尊敬するドミトリー・ピリチェフスキー臨時代理大使,尊敬するエイフマン団長,尊敬する皆様。本年のロシア文化フェスティバルIN JAPANのオープニングであるエイフマン・バレエ公演にて,日本側組織委員会委員長として挨拶できることを大変うれしく思います。
 ロシアだけでなく,世界中で高い評価を受けているエイフマン・バレエは日本でも熱狂的な愛好者の方も多く,ロシアでの公演に数多くの日本人が駆けつけていると聞いております。今回,21年ぶりに,日本で鑑賞できる機会を日本の皆さんに提供できたことを日本側組織委員長として大変喜ばしく思います。
 ご承知のことと思いますが,日本とロシアとの間では2018年から先月まで「日本におけるロシア年」・「ロシアにおける日本年」が開催されました。私は,日本側組織委員会の委員長として,安倍総理及びプーチン大統領とともに,昨年5月のモスクワのボリショイ劇場における開会式そして先月大阪で開催された閉会式に参加しました。この間,「ロシアにおける日本年」の枠内では約600件の行事が実施され,150万人以上の方が参加されました。
 日露交流年は閉幕しましたが,日露交流年で得られた肯定的な機運を生かし,様々な分野で日露関係を更に発展させていくことが,私たちの使命であると考えます。今回のエイフマン・バレエ公演及びロシア文化フェスティバルIN JAPANの開催も,まさに,日露関係の今後の発展につながるものと確信しております。
 最後に,ご来席の皆様及びご家族のご健勝とご多幸をお祈りして,私の挨拶とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。スパシーバ,ボリショエ。

<オープニングレセプションにおける正木靖・外務省欧州局長の挨拶>
 尊敬するドミトリー・ピリチェフスキー臨時代理大使,尊敬するエイフマン団長,尊敬する皆様。本日は,世界中で高い評価を受けているエイフマン・バレエを直に拝見する機会を与えてくださり,大変感謝しております。ロシアバレエの奥深さを実感できる,大変貴重な機会となりました。
 高村委員長からもご紹介いただきましたが,「日本におけるロシア年」・「ロシアにおける日本年」は両首脳の出席の下,大阪での閉会式をもって大変盛況のうちに終えることができました。これも,日露交流に尽力されているご来席の皆様によるご協力の賜物です。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 今年は,日本で世界柔道選手権が開催され,ロシアからも多くの選手が参加する他,ラグビーワールドカップの開幕は日本対ロシアとなっています。また本年の「ロシア文化フェスティバルIN JAPAN」も本日開幕しました。日露交流年は閉幕しましたが,ロシアとの交流は様々な分野で続いていきます。
 また両首脳は,「日本におけるロシア年」・「ロシアにおける日本年」に続き,2020年から「日露地域交流年」を実施することで合意しました。高村委員長からも話がありました通り,日露交流年で得られた肯定的な機運を生かし,日露関係を更に発展させていきたいと考えております。
 日露関係の発展には皆様のご協力が欠かせません。今後とも皆様からのご協力をお願いして,自分の挨拶とさせていただきます。

<第14回ロシア文化フェスティバルオープニングへのミハイルシュビトコイ=ロシア組織委員長のメッセージ(ピリチェフスキー臨時代理大使が代読)>
 親愛なる友人の皆さん!
 我々の14回目のロシア文化フェスティバルは、ロシア連邦大統領V・V・プーチンと安倍晋三日本国総理大臣が我々の関係の新しい質を高く評価した露日交流年の閉幕からわずか20日後に東京で開幕します。
 ロシアと日本両国民の意識において、我々のフェスティバルは少なからず重要な役割を果たしたと、私は確信しております。我が国の国民は、プーシキン美術館における前例のない「江戸時代の絵画および浮世絵の傑作」展や素晴らしい歌舞伎の公演を今も大きな喜びを持って思い出しております。
 今回の、すでに14回目となります日本におけるロシア文化フェスティバルは、皆さんに、ロシア文化の最良のものをご紹介いたします。ロシアバレエの伝統への忠誠と新機軸の発展を共生させた、優れたロシアのバレエ演出家であるボリス・エイフマンのバレエ公演で幕が上がることを、非常に喜んでおります。
 今回のフェスティバルが、日本の観客の方々にも、ロシアの参加者にも多くの喜びをもたらすものと私は確信しております。よい旅路を!

 ロシア連邦大統領文化特別代理 M・シュヴィトコイ
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■2019年7月16日■

ポリャンスキー指揮ロシア国立交響楽団カペレが日本ツァー
グリンカ、ボロディン、リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキーでロシアの魂を演奏
ロシアの豊かな思想と感情を力強く、そして繊細に、感動的に聴衆を魅了


 テンポ・プリモ招聘のロシア国立交響楽団<シンフォ二ック・カぺレ>は3度目の日本ツアーですっかり日本の聴衆の心をつかみ定着した感があります。指揮者ヴァレリー・ポリャンスキーは、「ロシアの“黄金の世紀”を代表するグリンカ、ボロディンのオペラからのシンフォ二ックな小品、リムスキー=コルサコフの名曲スペイン奇想曲、そしてチャイコフスキーの3つの偉大な交響曲、ユニークなピアノ協奏曲、バレエ音楽によって、私たちはロシアの魂の中にある豊かな思想と大いなる感情を披露」すると宣言した通り、その名演に聴衆は満場の拍手でこたえました。
 ツアーは、7月16日東京オペラシティコンサートホールを皮切りに、17日サントリーホール、19日東京芸術劇場コンサートホール、20日横浜みなとみらいホール大ホール、21日愛知県芸術劇場コンサートホール、23日武蔵野市民文化会館大ホール、25日周南市文化会館、26日ハーモニーホールふくい、27日ザ・シンフォ二ーホール、28日福岡シンフォ二―ホールまで成功裡に公演がおこなわれました。
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■2019年7月2日■

合唱大国ロシアの重厚な伝統と若い息吹との融合に鳴り止まぬ拍手
国立モスクワ音楽院室内合唱団40名来日、大阪など5都市で公演

 アレクサンドル・ソロヴィヨフ(=国立モスクワ音楽院教授)率いる国立モスクワ室内合唱団日本公演は、6月27日さいたま・埼玉会館小ホール、28日東京・日経ホール、29日大阪・いずみホール(日露交流年閉会式特別演奏)、7月1日神奈川・神奈川県民ホール小ホール、2日武蔵野・武蔵野市民文化会館小ホールで開催され、40名の構成で安定した高いレベルの混声合唱を披露し、大勢の合唱ファンに感動をあたえました。
 今年設立25周年の同合唱団は精力的にロシア国内外で演奏活動を行い、日本におけるロシア文化フェスティバル最多の6回の来日参加を果たしています。今回のプログラムは、ロッシーニなど欧米の古典や黒人霊歌、ロシアの現代作曲家の作品を積極的に取り入れたAプロと、スクリャービンやラフマニノフの作品に日本で根強い人気のロシア民謡やソビエトの愛唱歌を入れたBプロの2つが用意され、両方を聴きたいという「リピーター」が多くいたのが特徴的でした。さらに、パフォーマンスの振付がある曲も数曲ありましたが、これはソロヴィヨフ教授の「観客の方々に耳だけではなく目でも楽しんでもらえるように」という工夫でした。
 こうした意外性のある演出が美しいハーモニーをさらにひき立て、国立モスクワ音楽院合唱団のファンを新たに魅了し、観客は「素晴らしかった」、「楽しかった」と満ち足りた気分で会場を後にしていました。 (撮影=丸山英樹)
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■2019年6月29日■

日露交流年閉会式セレモニー&記念コンサート、記念レセプション挙行(大阪)
安倍首相、プーチン大統領が揃って挨拶、交流年評価し関係発展を強調
国立モスクワ音楽院室内合唱団、相馬子どもコーラスが合同演奏
スピヴァコフ基金派遣少女ソリストが演奏、日露ヤングゼネレーションで閉幕
記念レセプションでミハイル・シュビトコイ・大統領文化代理、高村正彦・組織委員長、亀山郁夫・名古屋外国語大学学長、山下泰裕・日本オリンピック委員会会長、植田伸爾・宝塚歌劇団最高顧問が祝辞
ロスネフチ(ロシア国営石油ガス会社)が特別協賛で成功に尽力

 G20大阪サミット閉幕後の6月29日午後5時から、日露交流年閉会式(両国政府主催)・記念コンサート(ロシア文化フェスティバル組織委員会主催)・記念レセプション(日露交流年ロシア組織委員会・ロシア文化フェスティバル組織委員会主催)が大阪市・いずみホール、ニューオータニ大阪で開催されました。
 閉会式では、安倍晋三首相、ウラジーミル・プーチン大統領が各国首脳会談の合間をぬって会場に駆けつけ挨拶、交流年の成果を強調しエピソードをまじえ日露関係の発展を祈念することをのべました。続いて、国立モスクワ音楽院室内合唱団と被災地福島県の相馬子どもコーラスが、ロシア民謡「野に立つ白樺」をロシア語で、日本古謡「さくら」を日本語で合同演奏、スピヴァコフ基金派遣少女ソリスト=ヴァイオリンのマルガリータ・アファナシェヴァ(14才)が「剣の舞」(ハチャトリアン作曲)、ピアノのアレクサンドラ・スティチキナ(15才)が「アヴェ・マリア」(シューベルト作曲)を演奏し拍手を浴びました。
 両国首脳が退場したあと、記念コンサートが行われ、古橋富士雄指揮(ピアノ=野間春美)相馬子どもコーラスが、「相馬盆唄」「アルプスの谷間」2曲を演奏、アレクサンドル・ソロヴィヨフ指揮国立モスクワ音楽院室内合唱団(ピアノ=日高志野)は「春の水流」(ラフマニノフ作曲)、「鶴」(フレンケリ作曲)、「アムール河の波」(キュッス作曲)など8曲を演奏し感銘をあたえました。
 クロージング・レセプションは、午後6時30分からニューオータニで開かれ、ミハイル・シュビトコイ大統領文化特別代理、高村正彦・日露交流年日本組織委員会委員長が両国を代表して挨拶、祝辞を亀山郁夫・名古屋外国語大学学長、山下泰裕・日本オリンピック委員会会長、植田伸爾・宝塚歌劇団最高顧問がそれぞれ日露文化・スポーツ交流の発展をのぞむ言葉をのべました。
 一連の行事にたいしてロスネフチ(ロシア国営石油ガス会社)が協賛し、成功のために尽力されたことに主催者および各方面から高く評価されました。(撮影=丸山英樹)
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■2019年6月27日■

芸術的に高度で、人間性あふれるコンサートに感動!
ダンチェンコ劇場テノールのヴァレーリ・ミキーツキィとアントン・ミキーツキィ

 ボリショイ劇場と双璧をなすダンチェンコ劇場の主力テノール、ヴァレーリ・ミキーツキィと子息のピアニスト、アントン・ミキーツキィ親子のリサイタルは、6月25日武蔵野市民文化会館小ホール、6月27日札幌市教育文化会館で開かれ、聴衆に感動を与えました。
 NPOヘラルドの会主催のこのリサイタルでは、プッチ―ニのオペラ「トッーランドット」「蝶々夫人」「トスカ」からのアリア、チャイコフスキーのオペラ「イオランタ」「スペードの女王」「エヴゲー二ィ・オネーギン」からのアリアを熱唱、ロシアのロマンスからはラフマニノフ「春の洪水」「いや、お願いだ、行かないで」「私のために歌わないで、美しい人よ」、チャイコフスキー「太陽の照る昼間でも」「騒がしい舞踏会の中で」「なぜ?」をすばらしい歌声で披露しました。参加者の一人は、「芸術的に高度であるばかりでなく、父親殺しなど殺伐とした日本社会の中において、ロシアの芸術家親子の慈愛あふれるコンサートに胸を打ちました。」と語っていました。(撮影=丸山英樹)
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■2019年6月18日■

グレゴリー・セドフ ピッコロヴァイオリンが歌い・踊る
大阪・静岡・仙台・福島・東京で多彩な交流コンサート開く

 グレゴリー・セドフのジャパンツアー2019は、大阪、静岡、仙台、福島、東京の各地で多彩なプログラムの演奏会が開催されました。2011年の震災直後からライフワークとなった福島支援のため、福島の保育園、小学校での音楽鑑賞会、福島の音楽館での交流コンサートは、セドフが制作した映像を投影しながら生演奏する形式のプログラムでした。耳と目で楽しめるので、小さな園児から大人までご好評を頂きました。保育園で園児から手作りのお花のメダルをプレゼントされたセドフは、その後の演奏会でも、大事に首にかけて演奏し、その様子は、福島民友新聞紙上で紹介されました。福島県が推進する応援歌「雲のかなた」の映像制作も行い、DVD作品を福島県文化振興課長に届けました。
 東京国立博物館での演奏会は、バレエとの共演で、当日は、補助席を出すほどたくさんのお客様にご鑑賞頂きました。メインの主催コンサートは、6月18日、オリンピック青少年センター小ホールで開催されました。昨年より新たなミッションとなった視覚障害のある若い日本の演奏家との共演の演奏会で、合唱団白樺の皆様にもご参加頂きました。目が不自由ながらも、素晴らしい演奏や歌声を聞かせてくれた筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科の卒業生の皆様とセドフの共演は、音楽はすべての人に開かれており、その素晴らしさを共有できる神様からの贈り物であると誰をも実感させる深い感動とインパクトを与えました。ロシア文化フェスティヴァルの趣旨である、芸術文化を通してどんな時でも日露の交流を続けようという精神と、オリンピック、パラリンピックの精神とも相まって、MUSIC FOR ALL 国を超え、全ての違いを超えて“共に生きる”世界を実感した素晴らしい時間でした。アンコールは、出演者全員による合唱と演奏に、客席のお客様も手拍子で参加し、正にステージと会場が一体となった感動のエンディングとなりました。(文と写真=主催者提供)
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■2019年6月5日■

サハリン州立人形劇場が東京・シアターXで一人芝居公演
「ピカソの女たち 愛に盲いてーオリガ」をドブロリューボワが演ずる

 サハリン島の州都ユージノ・サハリンスクにあるこの劇場は今迄もロシア文化フェスティバルの招聘や劇団風の子北海道との交流で北海道各地に子ども用プログラムで来日公演を果たしてきました。今回初めて、再びロシア文化フェスティバルの協力で、16歳以上の観客向けの演目≪愛に盲いて―ピカソの女たち、オリガ≫で東京公演を果しました。ピカソは、最初の妻、ロシア・バレエのプリマでもあったオリガの肖像画を数枚、二人の息子パウロの肖像画も描いています。そのオリガの肖像画が暗闇に輝き、客席を見つめる…。この肖像画を破ってオリガ演じるアンとニーナ・ドブロリューボワが登場します。観客の度肝を抜く幕開け、彼女の一人芝居だが、黒子たちが肖像画の額縁を組み立て壊すばかりか、あらゆる効果を暗闇の中で作り上げていきます。シアターXでのアフター・トークで多くの観客が黒子の役割を絶賛し、「言葉が分からなくても感応でき、素晴らしかった」など、多くの感想が寄せられました。(撮影=丸山英樹)
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■2019年6月1日■

現代ロシア写実主義絵画展 開設されたストーンウエルアートギャラリーで!
シャパーエフ、ルビンスキー、べリャーエフら現代ロシア作家を展示
石井コレクション236点。当面は水・土・日の3日間開館

 6月1日午後2時から東京・吉祥寺にストーンウエルアートギャラリー(石井ロシア絵画美術館)が開設され、現代ロシア写実主義絵画展が開かれました。このギャラリーは、石井徳男個人コレクション236点の作品を紹介するもので、当面、水・土・日の3日間の開館です。
 オープニングセレモニーは、藤沼敦子・日本ロシア芸術愛好協会代表の開会の辞のあと、石井徳男館長が挨拶、「現代ロシア写実主義絵画の魅力を日本に紹介したい」とのべました。来賓挨拶は、河村孝・三鷹市長、中村喜和・ロシア文化フェスティバル日本組織委員会委員、シャトヒナ・ガンナ(在日ロシア人代表)の三氏がおこない、ギャラリーの発展を祈念しました。乾杯を寺井均・三鷹市議会議員(前三鷹市議会議長)がおこないなごやかに交流しました。(撮影=丸山英樹)
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■2019年5月9日■

トルストイ「復活」のカチューシャで新時代の息吹きをもたらした最初の女優・松井須磨子没後100年記念祭を開く
1947年東宝制作の「女優」を上映!演出家・土方与志が異色の出演
川西宏明が文豪レフ・トルストイ作曲の「ロシアの夜会」演奏
「松井須磨子とロシア」テーマに相沢直樹教授がロシア公演などを講演

 5月9日東京・浜離宮朝日ホール小ホールにおいて、松井須磨子没後100年記念祭が開かれました。最初に山形大学教授の相沢直樹氏が「松井須磨子とロシア」と題して講演、「5年間で444回の上演を誇った『復活』をはじめ、芸術座はロシアの作家たちの戯曲ないし小説に基づく芝居を積極的に上演した」とのべ、「大正4年12月21日、浦塩のプーシキン劇場で『剃刀』『嘲笑』『カチューシャの歌』を上演し、・・ロシア物の芝居や劇中歌を通して、わが国におけるロシア文化受容に大きく貢献した。」と指摘しました。
 ピアニストの川西宏明氏は、須磨子の劇中歌、「カチューシャの唄」「さすらいの唄」「ゴンドラの唄」の3曲、トルストイのワルツの主題による「ロシアの夜会」、ロシア民謡「赤いサラファン」「通りは吹雪が吹いている」の2曲を演奏し拍手が贈られました。
 衣笠貞之助監督の「女優」は、山田五十鈴(須磨子)、土方与志(島村抱月)の異色の主演で、森繁久弥のデビュー出演作でもあり、感銘をあたえる記念上映となりました。(撮影=丸山由紀)
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■2019年4月26日■

イーゴリ・コルプ(マリインスキー劇場プリンシパル)、ルスラン・スクヴォルツォフ(ボリショイ劇場)が来日、出演!
第6回バレエトラデションで田北志のぶが「ライモンダ」「ラ・シルフィード」をプロデユース&主役
洗練された美しいコールドバレエ(群舞)が舞台を魅力的なものに

 4月26日午後6時30分から新宿文化センター大ホールで、田北志のぶプロデュースによる第6回バレエ・トラデションが開催されました。この舞台にはロシアからマリインスキー劇場のプリンシパルのイーゴリ・コルプ、ボリショイ劇場のプリンシパルのルスラン・スクヴォルツォフが来日、出演、「ライモンダ」と「ラ・シルフィード」の舞台を魅力的なものにしました。
 田北志のぶは、ボリショイバレエ学校卒業後にキエフバレエ団に入団、ロシア国立舞踊大学院バレエマスタークラス及び教師科を卒業し、現在、東京バレエ団および東京バレエ学校教師を務めます。今回の舞台は、田北が、美しいそして変化に富むコールドバレエが最大のみどころと指摘するとおり、見事な場面を創り出しています。きびしいオーデションとレッスンの成果が出ています。(撮影=丸山英樹)
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■2019年3月25日■

「ワレリー・べリャコーヴィッチのマクベス」を死後2年後に上演
劇団東演創立60周年で世田谷・シアター・トラムで
ユーゴザパト劇場からオレグ・レウシン芸術監督ら7名来日し合同公演

 3月24日から4月7日まで、世田谷区のシアター・トラムで、「ワレリー・ベリャコーヴィチのマクベス」の遺作公演を追悼の気持ちで劇団東演・ユーゴザパト合同公演として成功させました。
 これまでべリャコーヴィチの「どん底」「ハムレット」「検察官」を公演してきた劇団東演が、彼の最後の遺作である「マクベス」を総力をあげて取り組み、ロシア文化フェスティバル招待会のこの日にスリリングな衝撃の舞台を実現、感動の舞台に鳴り止まぬ拍手の中、閉幕しました。今後、全国で巡回公演が行われる予定です。
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■2019年3月23日■

「ノルシュテイン“外套”をつくる」ドキュメンタリー映画上映
シアター・イメージフォーラムで「話の話」ら代表作6本も併映
着手から40年!「外套」アニメは完成するのか、苦悩する巨匠

 3月23日から渋谷・シアターイメージフォーラムで、「ユーリー・ノルシュテイン<外套>をつくる」(才谷遼監督)が公開ロードショーされました。「話の話」「霧の中のハリネズミ」など名作を世界に発表し、手塚治虫、宮崎駿、高畑勲らが敬愛しているノルシュテインは、開始から40年経つもアニメ「外套」は未完成のまま推移しています。巨匠の苦悩と情熱、創造へのモチベーションについて才谷遼監督が鋭く切り込んでいきます。(写真提供=ノーム)
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■2019年3月22日■

日露合作「ソローキンの見た桜」角川シネマ有楽町でロードショー
松山捕虜収容所を舞台に日本人看護師とロシア将校の感動の物語
ガリチェンコ、ドモガロフら舞台挨拶で来日

 日露戦争時代の壮大な愛の物語「ソローキンの見た桜」は、3月22日から角川シネマ有楽町で公開ロードショーがスタートし好評を博しています。23日には、舞台挨拶のためにロデオン・ガリチェンコ、アレクサンドル・ドモガロフ、イワン・グロモフ、アンドレイ・デメンチェフら俳優人が来日・挨拶、会場を盛り上げました。ロケ地松山をはじめ、横浜、静岡、新潟、八戸、仙台、山形など全国各地で上映がすすめられています。
 監督・脚本・編集=井上雅貴、制作=「ソローキンの見た桜」制作委員会、出演=阿部純子、ロデオン・ガリユチェンコ、山本陽子、アレクサンドル・ドモガロフ、斉藤工、イッセー尾形、六平直政ら。(写真=制作委員会提供)
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■2019年3月15日■

ソクーロフ特集 ユーロスペースで一挙16作品を上映
日本にソクーロフの固定ファン!全編35ミリフィルムに満足

 日露交流年を記念するソクーロフ監督特集は、渋谷区のユーロスペースで2月25日~3月8日、3月12日~15日まで行われ、すべて35ミリフィルムで16作品が上映され、根強い日本のソクーロフファンを満足させました。
 アレクサンドル・ソクーロフは1951年生まれのロシアが世界に誇る巨匠であるが、第一回監督作『孤独な声』(1978=1987年)が公開禁止処分を受けて以後、10年近い不遇の時を過ごしています。ペレストロイカにより自由を得た1987年、『孤独な声』が紹介されるや、一躍、注目を浴び、同作はロカルノ国際映画祭銅豹賞を受賞、以後はフィクションとドキュメンタリー、長編と短編、発表の場も劇場とテレビと、枠を超えて旺盛に監督作を発表、『ボヴァリー夫人』(1989年)でモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞、『マザー、サン』(1997年)でモスクワ国際映画祭審査員特別賞、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞などを受賞しています。90分ワンカットでエルミタージュ博物館を舞台に描いた歴史絵巻『エルミタージュ幻想』(2002年)は世界的に大ヒット。映像と音、音楽、役者が一体となり構成される作風は一幅の絵画であり、音楽や文学など広い分野にも影響を与えています。
 上映作品は、孤独な声/ヒトラーのためのソナタ/痛ましき無関心/日陽はしづかに発酵し…/ペテルブルグ・エレジー/セカンド・サークル/ストーン/クリミアの亡霊/ロシアン・エレジー/静かなる一頁/マザー、サン/モレク神/牡牛座 レーニンの肖像エルミタージュ幻想/ファザー、サン/チェチェンへ アレクサンドラの旅/ファウスト。
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■2019年2月14日■

オルガンの巨匠D・ザレツキー、愛知・水戸・東京3芸術劇場が共同招聘
バッハ、フランス交響学派、そしてムッシェル、クシュナレフを演奏
パイプオルガンの厳かな響きが心の隅々に入り込んだ!

 静かなオルガンブームのロシアから、サンクトペテルブルク音楽院学部長・教授であるダニエル・ザレツキーが共同招聘によって来日しました。東京芸術劇場のパイプオルガンは約9000本のパイプから成る世界最大級の規模を誇り、また歴史上のいくつかの違うスタイルのオルガンを1つにまとめてみようという発想で設計された外に例をみない貴重な楽器です。プログラムは、前半はバッハの「ファンタジア“来たれ、聖霊、主なる神よ”BWV651」など3曲、後半は華やかなヴィルトオーソなフランス交響楽派ヴィエルヌ、ジグーとデュボア、最後にロシアのムッシェル「トッカータ ハ長調」、クシュナレフ「バッサカリア 嬰へ短調」が演奏され感銘を与えました。参加者の一人は次のように語りました。「パイプオルガンが厳かに鳴り響いた。一つの楽器、一人の奏者だが、その質感は見事で、まるで大聖堂を司る大僧正の感があり、心優しく圧倒してくる。それを演奏するザレツキーは指揮者でもあり、まるでオーケストラの全メンバーを体現しているような演奏ぶりに驚かされた。バッハの曲にも他の作曲家の作品にも大きな感動を呼び覚まされた。宗教もそれを司る大聖堂の音楽も、すべて人間が生み出し作り上げ、人間そのものの精神を謳いあげてあまりある。時にパイプオルガンの微かなる金属音は、ある種の警鐘のように心のすみずみに入り込み鳴り響いた。身も心も洗われたような気分でコンサートホールを後にした。」
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■2018年12月21日■

東京バレエ学校で小学生・中学生・高校生の特別講習会を開催
ボリショイの現役ダンサー、ネッリ・コバヒゼ来日し指導

 東京バレエ学校では、昨年に引き続きロシア文化フェスティバルの協力を得て、第2回目となる、ボリショイ・バレエの現役ダンサーであるネッリ・コバヒゼの特別講習会を実施いたしました。今回は2018年12月8日(土)~21日(金)の中の12日間で、1日2クラスの開講となりました。クラスは年齢別に、初等クラス(小学3・4年/10名)、中等クラス(小学4年~中学1年生/11名)、高等クラス(中学1年生~高校3年生/19名)の3クラス。今回の受講者は東京バレエ学校に在籍している生徒の中から事前に、東京バレエ学校アーティスティック・アドヴァイザーであるニコライ・フョードロフが校内審査で選抜した生徒たちです。また、クラスの内容は昨年に引き続き基礎が中心でしたが、今回は『より女性らしい動きを』とのことで、女子生徒のみの講習会となりました。各クラス全8回のレッスンを行い、基礎的な動きから徐々に難易度の高いパにも挑戦していきました。本場ロシアのレッスンをしっかりと学んだこの講習会、生徒たちは2019年度も継続して受講を希望しています。
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